インソールとは?
インソールとは靴の中敷きのことをいいます。
動きと痛みを専門とするうみの木ククルでは、患者様の姿勢や歩きを分析し、一人一人にあったインソールを作成します。
歩きとインソール
本来、歩きとは無駄な力は必要なく、振り子の様に重力を生かしながら進んでいきます。
歩きは常に足の裏を地面に接地し、対応することによって成立しています。
もし不安定な場所(砂浜や田んぼ)を歩いたらどうでしょうか?
足は不安定な場所に対応しようとして、身体全身に無駄な力が入り疲れてしまうのは想像できると思います。
インソールは…
人それぞれの動きや身体の特徴を生かし、足の裏が効率よく機能するように手助けをしてくれる役割があります。
インソール作成の手順
まずはどんな歩きの特徴があるのか、実際に歩いてもらいながらチェックいていきます。
その特徴から、どのような歩きが効率よいか評価していきます。
評価にはテーピングやゴムパットを使いながら、毎回歩いてもらいチェックします。
インソールは完全オーダーメイドで行います。
既存のインソールにゴムパットを直接貼ることで作成する“お試しインソール”と、一枚のゴム板からインソールを削り出す“しっかりインソール”の2種類あります。
インソールは作って完成ではありません。
必ずインソールを入れた靴を履いてもらい、歩きに良い変化がおきてるか再度チェックします。
チェックは一回とは限らず、1週間後、1か月後と再度行うこともあります。
歩きは環境の変化に、良くも悪くも対応する力があります。
ですので、インソール作成後も、必ず数回はアフターフォローを行うことをお勧めします。
インソールの実例
実際にインソールがない状態と、ある状態の比較動画になります。
歩く姿勢と速さに違いがあります。
インソールのある方が、肩に無駄な力も入らず、自然に腕が振れているのが見られます。