痛みの伝わり方

これまで痛みの“定義”について説明させていただきました。

今回は、すこし深堀し…

痛みの伝わり方を“生理学的”に、ひも解いてみたいと思います。

この話を知ることで薬が何故痛みを抑えるのか知れます

目次

神経の伝達

痛みの情報伝達には身体の中に無数にちりばめられている神経が脳へ伝えていると言われています。

その情報は神経と言う道に電気が流れ、神経から神経と情報が移って脳まで伝わります。

そこには沢山の道があり、道ひとつひとつに意味を持っています。

精密に入り組む中で、ちゃんと情報を伝える為に、神経(道)から次の神経(道)へ情報を移す手段としてバトンの様なものが受け渡されます。

電気刺激

この神経が活動をするには電気が必要になります。

これを活動電位と言います。

活動する為にはある程度の電気の強さが必要です。

例えて言うと…

麻酔薬がこれにあたります。

麻酔をしたことがある人は経験があると思いますが、痛みに鈍くなるのはこの活動電位を抑えているからです。

麻酔した場所を叩かれた時、痛みとして感じるのにはそれなりの強さが必要と言う事です。

神経が麻痺してしまうと、この活動電位も弱くなってなってしまい、叩かれても感じなくなってしまいます。

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この記事を書いた人

2022.7.4 地元仙台にてうみの木ククル接骨院を開業。

動作分析・歩行分析を得意とし、身体の動きの評価を大切にした上で、運動療法を取り入れた施術や動きを変える完全オーダーメイドインソール作成なども行なっています。
ご相談など、お気軽にお声掛けください。

【資格】
柔道整復師
柔道整復師専科教員
登録販売者認定
JPTEC(ミニコース修了)
INSOLE CREATER・INSOLE MAKER取得
JCA認定療法士

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